こんにちは。
ごきげんまぐろです。
今回は、未払金と未収入金の仕訳をみていきます。
商品を仕入れて、代金を後払いにした場合は買掛金(負債)の勘定科目を使用しました。
また、後払いで商品を売り上げた場合は売掛金(資産)の勘定科目を使用しました。
※買掛金、売掛金については”簿記独学応援③”を御覧ください。
それに対して、
商品以外のものを後払いで買った時に使うのが未払金という負債の勘定科目です。
そして、
商品以外のものを後払いで売った時に使うのが未収入金という資産の勘定科目です。
商品以外のものとは、建物や土地、備品などです。
ただし、不動産会社などは建物を商品として売っているため、
不動産会社が売るために建物を仕入れた場合は、買掛金となります。
勘定科目:未払金
要素:負債
勘定科目:未収入金
要素:資産
簿記の5要素
資産:増えたら借方、減ったら貸方に記入
負債:増えたら貸方、減ったら借方に記入
資本:増えたら貸方、減ったら借方に記入
収益:増えたら貸方、減ったら借方に記入
費用:増えたら借方、減ったら貸方に記入
例:建物を100万円で購入し、代金は月末払いとした。
建物を買っているので、建物(資産)が増えます。
借方に建物、1,000,000と記入します。
建物 1,000,000 /
未払金(負債)が増えるので、貸方に未払金、1,000,000と記入します。
建物 1,000,000 / 未払金 1,000,000
例:建物を100万円で売却し、代金は月末受け取りとした。
建物を売っているので、建物(資産)が減ります。
貸方に建物、1,000,000と記入します。
/ 建物 1,000,000
未収入金(資産)が増えるので、借方に未収入金、1,000,000と記入します。
未収入金 1,000,000 / 建物 1,000,000