はじめに
こんにちは。
ごきげんまぐろです。
新型コロナの影響でTOEIC L&R公開テストもしばらく中止となっており、
9月におよそ7ヶ月ぶりにテストが実施されました。
就職や進級等でTOEICスコアが求められることも多く、
私を含めTOEIC受験者は大変な思いをしたことと思います。
私は5月より独学でのTOEICの勉強を始め、4ヶ月で、
470点だったスコアを660点まで上げることができました。
目標にしていた600点をクリアすることができました。
今回は、600点取得できた勉強法や使用教材を紹介致します。
470点から660点に
まず私の学習前のスコアです。
大学生の時(7年前)受けたものです。
スコア470点(リスニング275、リーディング195)
今年の5月に勉強を開始するまで、ほぼ英語学習はしておらず、
TOEIC公開テストも受講していなかった為、古いデータになってしまいますが、、、
特に対策をしていなかったので、中学高校で習った程度の英語力でなんとなく回答していたと思います。
リーディングのPart7はほぼ塗り絵状態でした(^_^;)
※TOEIC試験で適当にマークすることを俗に塗り絵と言います。
そして、9月に受講した最新のスコアがこちらです。
スコア660点(リスニング340、リーディング320)
4ヶ月間の独学での勉強で、470点だったスコアを660点まで上げることができました。
学習プラン
学習プランについてです。
私は5月より勉強を開始したのですが、
次に受けられる公開テストが9月だったので、
約4ヶ月かけて基礎を固め確実な実力をつけるプランを考えました。
その学習プランがこちらです。
まず、通して単語学習を行いました。
英語の基礎力は単語です。
確実に基礎力を固めるには、こつこつ単語を覚えるしかありません。
後はパート毎の対策を順番に行っていきました。
リーディングよりもリスニングの方が点数は取りやすいので、
リスニング対策を中心にプランをつくりました。
5月にリスニングPart1,2の対策を行い、
6月から7月中旬まで文法を確認をしつつPart5対策、
7月中旬から8月はひたすらPart3,4対策、
試験直前の2週間は公式模試を使って実践練習を行いました。
アプリabceed
独学でTOEICの勉強をするにあたり、
英語学習アプリ「abceed」が非常に役立ったのでここでご紹介いたします。
このアプリの利点を4つご紹介します。
- アプリなのでどこでも学習できる。
参考書を持ち歩かずとも、どこでも学習ができます。
207冊もの英語教材の中から勉強したい書籍を選んで学習できるアプリです。
英語教材の中には「TOEIC(R)テスト新形式精選模試」や「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ 」など人気の書籍も多数あります。 - 音声が聞ける。
簡単に音声が聞けるので、リスニング対策にもってこいです。
「音声」があるものは無料で書籍の音声がダウンロードできます。
単語やフレーズ記憶用の書籍の場合、この機能だけで充分な学習が可能です。 - 間違った問題を記録してくれる。
間違った問題を記録してくれるので効率的に学習ができます。 - 学習分析をしてくれる。
自動で学習分析をしてくれるので、予想スコアが表示され学習の目安になり、
モチベーションの維持にも効果的です。
サブスクリプションでの使用がオススメですが、
無料で見れる書籍や、アプリ内で必要な書籍のみ購入することも可能です。
3日間全ての教材、全ての機能が使えるトライアルもやっているので是非使ってみて下さい。
使用教材とその使い方
使用した教材と使用方法について、各パートごとに紹介します。
①単語
使用教材:『TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ』
ベストセラー単語帳の「金のフレーズ」が初級者向けにアレンジされたものです。
「TOEICによく出る基本単語」のみを掲載した、
「最短ルートでTOEIC600点に到達する為の単語帳」です。
使用方法:単語帳は一回で覚えようとするのではなく、
何周もして単語に何回も触れることで覚えるのが一番良い学習法だと思います。
私は書籍とアプリ(abceed)の両方を併用しました。
「今週はNo.1~200までをやる」といった感じで範囲を決め、そこを何周もやります。
本で何周かしたら、アプリで音声で何周もやります。
アプリの音声は文字が表示されるものと、音声のみとを切り替えることができるので、
覚えてきたら音声のみでやります。
ある程度覚えたら、一回テストをして、
間違えた問題のみチェックを付けます。
それ以降は間違えた問題のみ繰り返していけば、単語は覚えることができます。
②Part1,2対策
使用教材:『TOEIC L&R TESTリスニング ゼロからスコアが稼げるドリル』
『TOEIC L&R TEST パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240』
使用方法:この2つをアプリabceedにて学習しました。
『TOEIC L&R TESTリスニング ゼロからスコアが稼げるドリル』は非常に易しめの内容です。
リスニングへの慣れと自信がつくと思います。
『TOEIC L&R TEST パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240』は難問が多く収録されているので、
中~上級者向きです。
私はパート1,2で確実に点を取りたいので、難問対策にこの教材を使いました。
③Part3,4対策
使用教材:『TOEIC L&R TEST 初心者特急 パート3』『TOEIC L&R TEST 初心者特急 パート4』
『公式TOEIC Listening&Reading 問題集6』
使用方法:初心者特急パート3,4をアプリabceedにて、公式問題集6は書籍にて学習しました。
初心者特急パート3,4は内容は易しめで分量もそんなに多くはありません。
パート3,4のような長文を聞き取るには慣れが必要です。
また、TOEICでは設問の先読みをし、聞き取るべきところを把握する必要もあります。
Abceedのアプリでは、先読み時間も設けられており、
問題の解き方になれるという点でもアプリでの学習はとても有効です。
問題の解き方に慣れた後、公式問題集を使い実践練習をしました。
公式問題集の利点は、本番の音声と同じ人の音声で練習できるという点です。
問題を解いた後、パート3,4の音声を精読し、シャドーイングしていきます。
シャドーイングをすることで、聞き取れなかった音声も聞こえるようになっていきます。
リスニング対策は、問題形式に慣れることと、シャドーイングが全てではないかと思います。
それほどシャドーイングの効果は大きいです。
④Part5対策
使用教材:『1駅1題 TOEIC TEST 文法特急』『TOEIC L&R TEST パート5特急 420問ドリル』
使用方法:リーディングの文法対策です。こちらは主に書籍で学習し、『TOEIC L&R TEST パート5特急 420問ドリル』はabceedで音声が聞けたので、書籍で学習した後、復習で音声も聞きました。
まず、『1駅1題 TOEIC TEST 文法特急』で基礎文法の確認を行いました。
この本は、収録問題数は少なめですが、設問1ページにつき解答1ページという構成になっているので、解説のボリュームが大きく、基礎文法の学習にはオススメです。
そして、『TOEIC L&R TEST パート5特急 420問ドリル』は問題数多めです。
本番の試験同様に1セット30問あり、それが14セットあります。
ひたすら問題練習をするイメージです。私はこれを3周やりました。
⑤パート6,7対策
使用教材:『公式TOEIC Listening&Reading 問題集6』
使用方法:パート6,7対策は正直ほぼやりませんでした。公式問題集を解き、それの解答を確認した程度です。
パート5対策をしたお陰で、パート5の解答スピードが上がり、パート6,7に使える時間が増えたことが点数アップの一番の要因だと思います。
実際、600点レベルの実力ではパート7はまだ完全に解答するまでの時間的余裕はありません。
なので、簡単な問題を確実に解き、難解な問題は捨てる必要があります。
少しテクニックの話をすると、
パート7の長文で「article」「press release」は難解で読むのに時間がかかってしまう為、
私は即捨てます。
まとめ
以上が、私の600点取得の学習法でした。
いかがだったでしょうか。
TOEICはしっかり対策をして、十分な学習時間を持てれば、確実に点数は上がります。
TOEICでは、勉強時間とスコアの間に、統計的な関係性が存在します。
目安としては100点アップには200~300時間の英語学習が必要と言われています。
私のこの4ヶ月での学習時間は約300時間でした。
300時間で470点から660点に上がったと考えると、目安よりも早いペースです。
相当の時間をTOEICの学習に割く必要はありますが、努力すればスコアは裏切りません!
TOEIC学習者の皆様、
一歩ずつ着実に頑張りましょう!