3級簿記は誰でも取得できる!
簿記の知識は
会社の財務状況等を把握する上で基礎となる知識です。
・資産と純資産の違いは?
皆さんはこの質問に答えられますか?
例えば、株式投資を始めようと思って、企業の貸借対照表を見てみても、
資産と純資産の違いも分からないようでは、お話になりません。
会社の財産の状況を表すものが貸借対照表(B/S)です。
そして、貸借対照表は資産、負債、純資産の三つから構成されています。
次の図は貸借対照表を表したものです。
貸借対照表はその名の通り、左右で金額が同じになります。
つまり、資産=負債+純資産 ということです。
- 資産は会社が持っている財産の全て。
- 負債はあとで返さなければならないお金。
- 純資産は資産から負債を引いた残り。
資産と純資産が全く別物だということが分かると思います。
簿記の知識があれば、こういった初歩的なところでつまずくことがなく、
会計の話にもついていくことができます。
まず最初の足がかりになるのが、日商簿記3級です。
簿記の資格として有名なのが、
いわゆる「日商簿記」です。
「日商簿記」の正式名称は
「日本商工会議所及び各地商工会議所主催簿記検定試験」
日商簿記3級は簿記の基礎であり、
難易度はそれほど高くありません。
それが3級簿記取得をオススメする最大の理由です。
簿記を教えている講座を受講すれば、間違いなく3級簿記は取得できます。
資格取得すると同時に、自信も付き、勉強することが楽しくなるとおもいます(^^)
オンライン配信を使ったWEB講座
そこでオススメなのがオンライン配信を使ったWEB講座です。
講師の先生の説明を聞くことができるので、
継続しやすく、しっかりと学ぶことができます。
●「Accountant’s library」では
初月無料サービスも実施中です。
参考書を買うよりも安く資格取得に至るかもしれません。
●各種難関資格を扱う「スタディング」にも、
3級簿記のコースがあります。
こちらは無料講座を受けることができます。
新たに始まったWEB試験
日商簿記の会場試験は
例年2月、6月、11月の年3回開催です。
しかし、去年の12月よりWEB試験が開始されました。
会場試験は、紙に実際に記入する筆記試験ですが、
WEB試験は会場に行きパソコン上で問題に回答するというものです。
WEB試験は毎日実施されているので、
予約さえすれば好きな日に受講することができます。
パソコン上で回答するということで、
会場試験とは問題形式も若干変わっており、
所感ですが会場試験よりWEB試験の方が簡単な気がしました。
WEB試験版予想問題を活用しましょう。
現在、商工会議所のホームページに、大手専門学校等のWEB試験版予想問題が掲載されています。
私は講座を受講しましたが、
テキスト1冊を学習してから、↑の予想問題を4つやっただけで3級合格することができました。
その時使用したテキストが「スッキリわかる日商簿記3級」です。
スッキリわかる 日商簿記3級 第12版 [テキスト&問題集] (スッキリわかるシリーズ)講義DVD付きのテキストもあります。
スッキリわかる 日商簿記3級 第11版対応DVD (スッキリわかるシリーズ)「ゴエモンくんという猫のキャラクターが雑貨屋さんを開業し、
日々の取引について考えていく」
というストーリー仕立てになっているので、非常に分かりやすいです。
3級簿記は参考書1冊を学んで、過去問や予想問題をこなせば十分合格できます。
是非、独学での資格取得に
チャレンジしてみて下さい(^^)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
以前より簿記は人気の資格ではありましたが、
多様化する現代社会ではさらにその重要性を増してきていると感じます。
簿記を学び、
会計の知識を身につけて、経済を見る目を養いましょう。